森林保全活動「感謝の森」
2023.11.28
和歌山県日高川郡日高川町において、 同県が進める「企業の森」事業を活用し、「感謝の森」として森林保全活動を実施しております。 2015年より「企業の森」事業に参画以来、今年で9年目を迎えた現在、ヤマザクラ、コナラなどの若木がすくすく成長しております。
名称 感謝の森 場所 和歌山県日高郡日高川町大字姉子字日浦地内 実施計画 ・植栽樹種及び本数≪コナラ、ヤマザクラ、ケヤキ、シバグリ等広葉樹 600本≫ ・植栽や下刈りの作業及び現場管理については、中津村森林組合に委託する。 ・社員等が植栽や下刈り作業に参加する。 期間 平成27年春より10年間
企業の森とは
「企業の森」とは、企業や労働組合などでCSRや社会・環境貢献活動、また地域との交流活動の一環として、森林環境保全に様々なかたちで取り組んだ事業を総称するものです。森林は、二酸化炭素を吸収し大気や水質を浄化するなど私達の生活になくてはならない働きを持ち、国民全体が共有するかけがえのない財産と言えるでしょう。しかし、近年では様々な理由により、管理の不十分な森林が増加しています。
古来より「木の国」と呼ばれるほど森林の豊かな和歌山県では、全国に先駆け平成14年から「環境林の保全」に取り組んでいます。また、平成16年には、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。これら豊かな森林の環境を保全していくため、県では企業や労働組合などとともに森づくりを進める「企業の森」事業を展開。
他にも数多くの企業が「環境林の保全」や「世界遺産の森の保全」の趣旨に賛同し、レクリエーションなどの福利厚生、環境教育、自然体験など様々な取り組み方で、ともに森を守り、育てる活動を行っています。